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障害発生リスクは一蓮托生

クラウドといっても実体となる物理的なサーバは存在する。

 どんなにコストをかけて堅牢なシステムを用意したとしても、ハードウェア障害や、仮想化を管理するミドルウェアレベルでの障害、ヒューマンエラーに起因する運用上の障害など、さまざまな原因による障害が発生するということはITに携わったことがある方は容易に想像できることと思う。

 実際、米国のAmazonEC2にしても不定期ではあるが大規模障害が発生し長時間のシステム停止が発生したり、日本においても2012年6月20日ヤフー参加のレンタルサーバ会社の老舗ファーストサーバの大規模障害が発生し、多くの企業のデータ損失が発生したがこれはヒューマンエラーを発端とした事故であった。

 多くのシステムがひとつのクラウド環境で運用されているということは、ひとたび障害が発生した場合の社会的影響力も大きく、ハッカーによる社会攻撃の標的になったり、軍事的なサイバー攻撃の対象となることも容易に予想される。

CPUやメモリなどの環境が仮想化されていたとしても、ネットワークの環境も一定の帯域(1Gbps共有、100Mbps共有)で制約されている中で共有しているIaasサービスもあり、他のユーザの影響を受けてしまう可能性もあるので選定の際は注意が必要だ。

 デメリットの回避策としては、有事の際のスタンバイ環境や、データの定期的な外部環境へのバックアップなど、リスク対策を十分にとることでうまくコントロールして行くことが今後継続的に求められることだろう。