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米国Amazon Web Services(AWS)「EC2」で4月21日から24日ごろにかけて障害が発生

バージニア州北部のサービス拠点で「Service disruption」(サービス停止)のステータスが3日に渡って発生した。

4月21日に障害が発生し、24日ごろにかけてサービスは復旧したものの、ここまで長時間に渡ったサービスダウンは影響が大きかったこともあり、米国内外でクラウドサービスの利用やリスク対策についての議論を呼んでいる。

 クラウドサービスはハードウェアのメンテナンスについては全てベンダーが行ってくれるため、サービス利用者は使った分だけ料金を支払って、大規模なシステムを段階的に構築していくことができる。

 しかし、ひとたび障害が発生した場合、クラウドサービスに様々な社会インフラのサービスが乗ってくると、Amazonの障害が米国全体に及ぶ可能性を実感させてしまった。
 実際今回の障害では米国Foursquare、米国Reddit、米国Quoraなど、AmazonEC2を利用している各社のサービスに一斉に影響がでてしまったのだ。

 ネガティブな意見も飛び交っているが、クラウドサービスを利用していてもいなくても、ITに携わる技術者はこのような事態に対して冷静に対応して欲しい。
 銀行など、大規模な社会インフラである金融機関などでは、ディザスタリカバリの対応として、ほぼ同じ構成のシステムを別のデータセンターに構築するなどの対策を講じているところもある。
 クラウドサービスを利用することで実現した低価格なシステム構築を背景に、同様な考えでのリスク対策やコンティジェンシープランなどの策定を行う方向で考えればよいのではないだろうか。
 2~3日停止しても影響がすくないサービスであれば不要だろうし、もし社会基盤に関する重要なシステムであれば、利用していない間の利用料金はさらに低コストにできるクラウドサービスを選択していれば、データのバックアップなどの方策を講じた上で、別の地域のAmazonEC2もしくは他社のクラウドサービスをスタンバイさせておくことが根本的なリスク対策につながることだろう。

アマゾンの稼働状況についてはこちらから確認することができる。

▼ニューヨークタイムズの記事はこちらから
Amazon's Trouble Raises Cloud Computing Doubts
New York Times: April 22, 2011
http://www.nytimes.com/2011/04/23/technology/23cloud.html